車でちょっといいホテルへ。
ばあばがもうすぐ誕生日なので、一緒に旅行に行くことにした。親子三世代の女子旅だ。
昔家族でよく行っていたちょっといいホテルへ。
この「ちょっといいホテル」とは、
最近わたしたち家族が行っている旅行では泊まることのできない価格のホテルということ。
比較すると、いつもの家族3人の価格では、大人一人分にもならない。
「宿泊先命」ということを学んだわたしたち夫婦だが、そこに☆が加わると
どんな違いがあるのか。もしくはないのか。
比較して学ぶという点でも楽しみしていた旅行である。
また、悲願のアン〇ンマンミュージアムリベンジも兼ねている。
自ら「ここに行きたい!」と以前の旅行の写真を指して訴えるどんぐりちゃん。
果たして今回は楽しんでくれるのか!?
アン〇ンマンミュージアムへ
神戸のアン〇ンマンミュージアムへ。
人!!人!!人!!
平日だが春休みシーズンだからか、以前に行ったときよりも格段に人が多かった。
ひと通り中を走り回った後に、フードコートへ!
子どもうどん一杯1200円という価格に目が飛び出そうになり、パンを買う。
キャラクターの顔をしたパンをいくつか買ってどんぐりちゃんに見せると
めちゃくちゃ喜んだ。2000円以内に収まり、
レストランに入ったりランチボックスやうどんを購入したりするよりもお財布に優しい。
再び遊びのフロアに行くと、人がさらに増えて遊びも思うようにできなくなり、
ご機嫌がななめに。眠たくなったのも重なり、さらにななめに。
ミュージアムを出て、ホテルに向かう。
40分ほどの道中はぐっすり眠ってくれ、楽しみにしていたホテル到着。
ちょっといいホテルは快適さがレベチだった
館内のすべてが広々としている。
設備やサービスが充実している。
子どもやお年寄りも快適に過ごせるユニバーサルデザイン。
部屋は広縁に大きなL字ソファがある広々とした和室。
のんびり座って景色を楽しんだり、ソファに上り下りして遊んだりできる。
館内や部屋を探検するかのようにひたすらに走り回るどんぐりちゃんは、
本当に楽しそうで笑顔満開だった。
大浴場も広く、いつもは嫌がるお風呂だが、楽しそうに水遊びをし、浸かることもできた。
朝風呂も喜んで行ってくれた。
お値段を考慮して、食事は朝も夜もバイキングのプランにした。
食事の内容は素晴らしく、食べたいものばかりだったが、
1歳の子を連れてのバイキングはなかなか忙しい。
子どもが食べられるものを選び、席に戻ってエプロン等を準備し、
取った食事を小さく切り分ける。すぐに食べるので、もはやわんこそば形式。
ばあばと交代で食べたいものを取りに行く。
自分の中で食事を終えたどんぐりちゃんは動きたくて仕方ないのでグズり始める。
結局、ゆっくり食事ができるのは短時間で、抱っこしながら立って食べるか、
会場を出て歩き回りに行くかの二択。
よって、バイキングは忙しい。
初め(1回目)に食べたいものを一気に取っておくことをお勧めする。
あー。それにしても、美味しかった。快適だった。みんな笑顔だった。
「子連れの場合、宿泊価格と満足感は比例するのかもしれない」と感じた旅行だった。
行きたかった場所に行くことができた満足感
「行きたい」とずっと自分からアピールしていた場所に行くことができた。
帰宅後、どんぐりちゃんと一緒に写真を見ていると、声を上げて喜んでくれた。
満ち足りた表情を見ると、わたしも嬉しい。
ばあばも思い出のホテルに孫と一緒に行くことができ、すごく喜んでくれた。
みんなが満足感でいっぱいの旅行になった。
宿泊先の快適さがさらに満足感を高めてくれたに違いない。