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退職・コロナ禍・孤独満載妊婦の壮絶な出産と産後-12キロ

壮絶だった出産という経験

人生において、経験したいと思っていた出産。

恐怖でいっぱいなその日が遂にやってきた。

コロナの影響で立ち合いは一斉できず、孤独な中で頑張った。

呼吸で陣痛の痛みを逃すというソフロロジー法を勧められたが、

そんな呼吸が通用するわけもなく、痛みで叫び続けるわたし。

助産師さんは次第に来てくれなくなった。(うるさすぎ?笑)

看護師の友達に聞いた。出産で大声で叫ぶのは大半が教師と看護師だと。汗

耐えて耐えて14時間。

やっと待望の赤ちゃんと対面することができた。

感動の涙の対面。。。とはいかず、

疲労困憊の中での出会い…という感じだった。

2570グラムの小柄な女の子。抱いてみて実感する。

「産めた。。。わたしの子。。。お母さんになったんだ。。。」

出産後、病室に入ると39℃近くの高熱が出ていた。

出産は体力の消耗が激しく、フルマラソンを走るのと同等のエネルギーを消耗するらしい。

高齢出産にあたるわたしは、体力をかなり消耗したのだろう。

(叫びまくって無駄に体力を消耗した可能性大)

しっかり体を休めないと。

24時間後には病室に赤ちゃんがやってくる。

出産以上にしんどかった産後

意外だった。

出産よりも産後の方が体がしんどい。

妊娠して11キロ増えた体重が、産後5キロほどしか減らず、おなかは依然ぽっこり。

縫合により股が究極に痛い。

出産直前に痔になったので、お尻も激痛。

もちろん、体も激痛。

わたしは歩くときは所かまわずお尻をおさえ、

座る時は恐る恐るゆっくりと円座クッションに座り、

座っては痛すぎて飛んだ。

もう、座るのがこわくなり、立ちながら食事をとったほどだ。

この状態で赤ちゃんはやってきた。

赤ちゃんの可愛さを味わうよりも、激痛に耐えることに必死にだった。

みるみる落ちる体重

体中の激痛に、授乳が加わった。

初めは上手く出なくて、夜な夜な一滴ずつ絞った日を思い出す。

退院して搾乳機を使い始めた日から、毎日噴射するかのように出た。

朝起きると母乳でパジャマとシーツが濡れているのは毎日のことだった。

3時間おきに授乳した分、食欲が増す。食べる。

母乳がしっかり出るように、水を一日2リットル飲む。

家事育児で時間に追われながら動く。

汗が滝のように出る。

出産してから代謝が上がった気がする。

お肌の調子も最高だ。

みるみる体が軽くなるのを感じた。

わたしは産後2か月で12キロも体重が落ちていた。

妊娠前よりも体重が軽くなったことに驚いた。

産後ダイエットをせずとも自然に痩せることができた。

なんてラッキーなんだ!!

人生初のガニ股歩き

にしても体が痛い。抱っこも加わりさらに痛い。

日光浴に散歩をするようになったある日、

旦那さんに「歩き方がガニ股になってる」と指摘された。

確かに歩いているとき、歩き方が変わったような違和感はあった。

そうか、ガニ股になっていたのか。。。

体が痛すぎて、それを庇うことにより、いろいろなところに影響が出始めていた。

ひさびさに行った歯医者で、

「歯がすり減っている」と言われた時は笑った。

食いしばりの心当たりがありすぎて・・・。

わたしは自分のメンテナンスもできる範囲でしようと考えた。

ABOUT ME
dongurichanmama
元小学校教師のモンテッソーリトレーナー 未就学の子どもを育てるどんぐりかーちゃんです。 知育に取り組みながら子育てする様子を記録していきます。 おすすめ情報などがあればどんどん共有したいと思いますのでよろしくお願いします。