どう育てたいか。
これから生まれてくる子をどう育てたいか。どんな子になってほしいか。
考えるようになった。
学校現場で働いていた時は、子どもの自己肯定感を高めることが大切とされてきた。
自己肯定感とは、ありのままの自分を認めることができる感覚、
自分を信じる心などといわれています。これは近年話題になっている
「非認知能力(数値で表すことができない力)」の土台になるらしい。
自分で何かを選択し、考え、試行錯誤することを繰り返すことで、
何かを達成できたときに「自分でできた」という満足感・喜びを味わい、
自己肯定感は高まっていくのだそうだ。
こうしたことを大切にする教育「モンテッソーリ教育」にわたしは興味をもった。
数々の偉人もこの教育を受け、才能を伸ばしてきたそうだ。
セルゲイ・ブリン、ラリー・ペイジ(Googleの共同創業者)
ジェフ・ベゾス(Amazonの創業者)
マーク・ザッカーバーグ(Facebookの創業者)
藤井聡太(棋士)
トーマス・エジソン(発明家)
テイラー・スイフト(歌手)など
知るほどにおもしろく、本を読むだけでなくモンテッソーリトレーナーの資格をとった。
この教育方針でのびのびと育ってほしい。そう思った。
と同時に学校教育で「個々の自己肯定感を高める」のは難しいということが分かった。
「自己肯定感を高める」のは学校教育では難しい
「非認知能力を伸ばす教育」が注目されている。
その土台となる自己肯定感を学校で高めるというのは難しいだろう。
なぜならば、自由に好きなだけ考え、試行錯誤し、それぞれのゴールに到達する。
というサイクルを実現する時間と環境がないからだ。
モンテッソーリ教育では0~6歳までの「敏感期」と呼ばれる時期の成長が
特に大切とされている。
ならば、就学するまでに土台となる力はつけておきたい。
子どもが無事に生まれたら・・・
いろいろなことを考えているうちに、出産のときがやってきた。